アメリカの弁護士は資格を取った州のみに対応する

アメリカの弁護士資格は州レベルなので、連邦の弁護士は存在しません。

司法試験は各州当局ごとに異なります。多くの場合、司法試験を受けるためには、アメリカ法曹協会が認定したロースクールで、ジュリアスドクターの学位を取得しなければなりません。ただし欧米各国の同様のレベルと見なされる法学教育を受けたり、欧米系でない機関で法学教育を受けてアメリカのロースクールで一定の単位を取ったりすれば、司法試験の受験資格をもらえます。司法試験はアメリカの一般的な法理に関した知識を判断する択一式の各州共通司法試験と、各州の独自の法律を中心に出題する試験の2つです。

また意見書といった法律文書の提出を求めるなど、知識だけでなく実務の能力も試す試験を行う州もあります。さらに多くの州で、司法試験とは別に法曹倫理についての共通試験で一定の成績を収める必用があります。これらの試験に合格すれば州の弁護士になれるので、日本のように司法修習生として現場で訓練を重ねることはありません。

アメリカでは資格を持たない州で法律業務を行うことはできません。しかし一時的に裁判所で弁論したり、一定の資格や経験のある他州の弁護士が、自動的あるいは略式の司法試験で法曹資格を与えられたりします。アメリカには100万人を超える弁護士がいます。日本では税理士や司法書士、行政書士などが行っている業務まで取り扱っています。企業の法務部に関わっていることが多く、アメリカの契約書は細かく記されています。

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